アンドロイドはヒューマン・ビーイングの職を奪うか – HITOTSU

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ひとつデザイン
2017.03.29 Wed

アンドロイドはヒューマン・ビーイングの職を奪うか

post17329

AIが人間の仕事を奪うんでないか、という記事はここ数年ネットをはじめとして様々なところで取り上げられておりますが、「デザイナーの仕事」も例外ではありません。

Will designers be replaced by robots? – CREATIVE BLOQ

割りとボリュームのある内容の記事でしかも英語なので読むのに一苦労ですが、1)マックコンピュータの登場と 2)インターネットの勃興 のふたつを契機として、徐々にその波は大きくなってるんじゃないの、という趣旨の内容です。
「特にWebデザインなんかは、もはや20年持たないんじゃないの」などとのたまっておられますが、個人的にはWebデザインに限れば10年持てば御の字なのではないかと思います。
直感的な操作できれいなデザインのサイトを、しかも無料で作るサービスが続々と現れており、今はまだ、特にコードの記述や細かな拡張、オリジナリティーといった部分でまだまだ人間の出る幕が多いのですが、それも時間の問題かもしれません。
仕事を奪われる側としては困りますが、そういうちっこくて狭い視点を離れれば、誰でも簡単にオリジナルなサイトを持てるようになることは大変喜ばしいことだと思うので、どんどん良いサービスがリリースされることを期待したいところです。
仕事をロボットに奪われるかどうかは、ロボットの性能の向上だけの問題でなく、それを生業にしている者の才能と努力の問題、とも思うので、そういう問題に頭を悩ませることなく良い仕事ができるようにがんばりたいです。

そういうわけで、今回の投稿のタイトルの元ネタ「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」の映画版「ブレードランナー」の最新作、「ブレードランナー2049」の公開まであと半年。
ラ・ラ・ランドでのダサいタップダンスシーンも記憶に新しい、飛ぶ鳥を落とす勢いのライアン・ゴズリングと、「フォースの覚醒」ではあっけなく殺されちゃったハリソン・フォードの共演ということもあって、オリジナルのブレードランナーファンとしてはワクワクそわそわなのですが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ・ファンでもあるので、まずはその前に公開される「メッセージ」がどんな内容なのか、アレコレ妄想を膨らませて待ちたいと思います。

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